【クール配送】【ハーフ瓶】ベガ・シシリア トカイ・オレムス アスーエッセンシア [2009]375ml 木箱入り (白ワイン)
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法令により20歳未満への酒類の販売はいたしません。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
商品説明
貴腐ブドウのみで造られ糖度が500gを超えるため、かつては薬として珍重され、マリア・テレジアにも処方されたといわれるエッセンシア。一口ずつゆっくりと味わいたい濃密な希少ワイン。
17世紀初頭、オレムスの畑はラーコーツィ1世の時代、王家に所有されおり、1630年、牧師セプシ=ラツコー・マテーがオレムスの畑からとれたブドウで造った甘口ワインを「トカイ・アスー」(トカイのフリーランの意)と呼んだことからトカイの歴史が始まりました。
トカイワインを口にし「トカイ、王のワインにしてワインの王」と絶賛したルイ14世、そして400年以上にわたるその歴史の中で、トカイにまつわる伝説は増えるばかりです。しかし、オレムスのブドウ畑の偉大さが初めて語られたのは1630年のこと。今日では世界的に有名なブドウ畑としてなっています。
世界でも品質を讃えられてきた時代から困難な時代を経て、1993年からベガ・シシリアオーナーのアルバレス家が所有し、オレムスの栄光を取り戻すべく荒廃していたワイナリーを復興、あらゆる改革に取り組んでいます。13世紀から続くカーヴと最新の設備を備えたワイナリーを備え、益々の発展を遂げています。伝統的なアスーワインのみならず、トカイで初めて辛口ワインを製品化するなど改革に取り組み、さらなる発展を目指しています。
「トカイ・オレムス アスーエッセンシア」は、収量はなんと1haあたりわずかハーフボトル9本分。アスーは一粒ずつ収穫され、フリーラン果汁をガラス製容器に入れゆっくりと発酵。2年後に68Lの樽に移してさらに熟成し、瓶熟を重ねてリリースされます。かつては薬として珍重されていたエッセンシアは、アスー(貴腐ブドウ)のフリーランで造られ、低アルコールで非常に糖度が高いワイン。数十年の熟成のポテンシャルがある非常に希少なワインです。
VEGA SICILIA ASZU ESZENCIA TOKAJ OREMUS
ベガ・シシリア トカイ・オレムス アスーエッセンシア
生産地:ハンガリー トカイ ヘジャリア
原産地呼称:PDO TOKAJ
ぶどう品種:フルミント 80%、ハーシュレヴェルー 10%、ゼータ 5%、シャールガ・ムシュコターイ 5%
アルコール度数:3%
味わい:白ワイン 甘口 ふくよか
【古酒について、当店からのお願い】
オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。
●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。
●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。
●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。
Tokaj Oremus / トカイ・オレムス (ベガ・シシリア) トカイの歴史とともに歩む由緒あるワイナリー トカイ地方Tokaj-Hegyaljaは、ハンガリー北東部に広がる山脈に位置しています。トルチヴァ村やボデガス・オレムスはこの地方の中心地にあります。 2002年、ユネスコの世界遺産委員会は、トカイ地方の類まれなブドウの栽培条件、数百年も続く文化の推進力、その価値を認め、このワイン産地が世界遺産に登録されました。 オレムスの畑は17世紀初頭、ラーコーツィ1世の時代、王家に所有されていました。1630年、牧師セプシ=ラツコー・マテーがオレムスの畑からとれたブドウで造った甘口ワインを「トカイ アスー」(トカイのフリーランの意)と呼んだことからトカイの歴史が始まります。当時トルコ戦争が長引き、収穫が遅れてしまったブドウを諦めきれずにワインを造ったところ、奇跡的なワインが生まれ、当時人々から敬われていたラーコーツィ1世の妻ジュザンナ妃に感謝のしるしとしてこのワインが献上されました。 トカイは太陽王ルイ14世により「王のワイン」と賞されたことに始まり、世紀を越えて、世界でその品質を讃えられてきました。その後ラーコーツィ2世が相続し、没後畑は修道院に寄贈され、その記念に教会が建てられ「オレムス」の名が刻まれました。後にハプスブルクからハンガリーを独立に導くラーコーツィ2世は、世界に先駆けてトカイの畑の格付けを制定、1737年にはさらに階級を制定し、グラン クリュが誕生。その後、オレムスの畑は、30もの所有者に分割される困難な時代が続きました。 1993年からベガ・シシリアのオーナーであるアルバレス家がオレムスを所有し、過去のすばらしい栄華を取り戻すべく、あらゆる改革に取り組んでいます。 栽培・醸造 |
VEGA SICILIA / ベガ・シシリア ボデガス・ベガ・シシリアは、スペインを代表すトップワイナリーの一つです。マドリッドの北方約150km、バリャドリードの東方約50kmに位置しています。1864年にフランスのボルドーでワイン造りを学んだドン エロイ レカンダによって創立されました。同時にフランスから3種の外来種(カベルネ・ソーヴィニオン・メルロー・マルベック)を持ち込み、ボデガス・ ベガ ・シシリアの目覚しい発展のきっかけとなりました。 以後、スペインの伝統品種であるテンプラニーリョ(別称 ティント フィノ)に上記の3来種をブレンドする方法がボデガの醸造スタイルとなり、そのようにして造られたワインが1929年のバルセロナ万国博覧会で金賞を獲得したことによりベガ・ シシリアの名声は一気に世に広がりました。 200ヘクタール及ぶ広大な畑より厳選したブドウを使用し、作付割合はテンプラニーリョ60%、カベルネ・ソーヴィニオン25%、メルロー10%、マルベック4%です。1982年、現在のオーナーアルバレス一家(スペイン産業グループ)に買収され、より高品質のワインを造るために投資と努力を行っております。醸造責任者ハビエル・アウサス氏は、伝統を尊重しつつ、近代化にも積極的な考えをもつ新しい感覚を持った醸造家です。 |