憲法論 : 【付録】ワイマール憲法(中古品)
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(中古品)
憲法論 : 【付録】ワイマール憲法
【ブランド名】
カール・シュミット: author; 阿部 照哉: translator; 村上 義弘: translator;
【商品説明】
内容紹介 近代の「市民的・法治国家的」憲法の発展を、歴史をたどりつつ、 思想史的・社会学的に鋭く分析すると同時に、独自の憲法論を展開する。 1954年再版にあたっての カール・シュミットの緒言から引用 「1928年初版の、この本に対する需要があとをたたないのは、 本書が今でも説得力のある体系の下に、法治国的民主制憲法のタイプを展開しているからということができよう。 (中略)もろもろの憲法の比較および具体的な説明は、正しい体系を基準としてはじめて十分に意義がある。(後略)」 [目次抄] 第一篇 憲法の概念 第二篇 近代憲法の法治国的構成部分 第三篇 近代憲法の政治的構成部分 第四篇 連邦に関する憲法理論 付録 ワイマール憲法(1919年8月11日制定のドイツ国憲法) (付録注)ワイマール憲法は1919年8月11日に制定されて以後、前後8回改正がなされた。 本書に収録された翻訳は、最後の改正、すなわち1932年12月17日現在のもの。 本書は近代憲法の思想史的かつ社会学的分析を試み、いわゆる「市民的・法治国的」憲法の性格を鋭く剔抉すると同時に、 著者独自の憲法論を提示しようとするものである。 その底には、与えられた規範の文理解釈にとどまる法実証主義と、国家的実存を無視する国際法優位説とに対する激しい批判が息づいている。 「憲法論の課題は、多くの伝来的な文言や概念がいかにそれ以前の事情に従属しており、 今日ではもはや新しい酒を盛るための古い皮袋ではなく、時代おくれの、 虚偽のレッテルにすぎないかを立証することである」と著者は序文で述べている。 彼は、憲法を構成するさまぎまの概念を歴史の中でとらえなおす。 まさにそのことによって近代憲法の基本構造と歴史的状況をまざまざとわれわれの前に示すのである。 議会制民主主義を否定し、人民の直接的な信任に支えられた代表者を求める著者の理論は、 結局は、ナチ到来の道をはき清めるものとなった。 だが、その鋭利な問題意識による分析は、初版刊行後半世紀の試練にたえ、今日なお寄与するところ大であろう。 本書との対決を通して鍛えられた者こそが、自らの立場に強さを加えることとなるであろう。 内容(「BOOK」データベースより) 近代の「市民的・法治国的」憲法の発展を、歴史をたどりつつ、思想史的・社会学的に鋭く分析すると同時に、独自の憲法論を展開する。 著者について カール・シュミット Carl Schmitt 1888年生まれ。ドイツの政治学者・公法学者。ベルリン、ミュンヒェン、シュトラースブルクで学び、1916年「国家の価値と個人の意義」で教授資格取得。同年『テーオドア・ドイブラの「北極光」』発表。21-28年ボン大学教授、28-33年ベルリン商科大学教授、33年ケルン大学教授を経て、33-45年ベルリン大学正教授となる。第一次大戦後のドイツ、ヨーロッパにおけるヴァイマル体制、ヴェルサイユ体制を批判し、神的なものを欠いた思想状況に〈決断〉をくだすべき独裁者の必然性を示したり、敵と味方を峻別する〈政治〉概念を規定する。法学における一連の彼の議論は、ナチ体制による独裁を思想的に先取りしている。この期の著作には、19年『政治的ロマン主義』(邦訳、未来杜、25年の第二版邦訳、みすず書房)、21年『独裁』(邦訳、未來社)、22年『政治神学』(同)、23年『現代議会主義の精神史的地位』(邦訳、みすず書房)、24年『ローマ・カトリシズムと政治形式』、28年『憲法論』(邦訳、みすず書房)、『政治的なものの概念』(邦訳、未來社)、31年『憲法の番人』、32年『合法性と正当性』(邦訳、未來社)などがある。またこの間、27年よりエルンスト・ユンガーと終生にわたる交流をはじめる。31年娘アニマ誕生(81年死亡)。33年5月1日ナチ入党、ナチ政権下で法学界の重鎮となるも、36年親衛隊による攻撃を受け主流からはずれる。その後、38年『トーマス・ホッブズの国家論におけるリヴァイアサン』、42年『陸と海と』(邦訳、福村出版)などを発表。第二次大戦後逮捕されニュルンベルク裁判の一環で尋問を受けたが不起訴。その後は生地プレッテンベルクに隠棲し、著述活動をつづける。50年『獄中からの挨拶』、『大地のノモス』(邦訳、福村出版)、63年『パルチザンの理論』(邦訳、ちくま学芸文庫)、70年『政治神学再論』(邦訳、福村出版)。1985年4月、生まれ故郷ヴェストファーレン州ブレッテンベルクで死去。また、90年代に入っても、論文集、書簡集などが間歇的に出版されている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) シュミット,カール 1888‐1985。ドイツの政治学者・公法学者。シュトラスブルク、ボン、ケルンの諸大学を歴任して、ナチスの政権掌握間もない1933年10月ベルリン大学正教授となる。その間、彼の一貫した知的作業は、自由主義的な法および政治の概念構成にたいする破壊へと向けられ、次々と労作が発表された。ナチスへの傾斜の故に、戦後その地位を奪われていたが、その後ふたたび学界に復帰し、明晰な知性による国際法・思想史の研究は清新な刺激を与えた。1985年4月、生れ故郷ヴェストファーレン州ブレッテンベルクで死去 阿部/照哉 1929年徳島県に生れる。1953年京都大学法学部卒業。現在、京都大学名誉教授。大阪学院大学名誉教授 村上/義弘 1927年大阪市に生れる。1954年京都大学法学部卒業。現在、大阪府立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
当店では初期不良に限り、商品到着から7日間は返品をお受けいたします。
イメージと違う、必要でなくなった等、お客様都合のキャンセル・返品は一切お受けしておりません。
中古品の場合、基本的に説明書・外箱・ドライバーインストール用のCD-ROMはついておりません。
商品名に「限定」「保証」等の記載がある場合でも特典や保証・ダウンロードコードは付いておりません。
写真は代表画像であり実際にお届けする商品の状態とは異なる場合があります。
中古品の場合は中古の特性上キズ、汚れがある場合があります。
他モールでも併売しておりますので、万が一お品切れの場合はご連絡致します。
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2.注文確認 ご注文後、注文確認メールを送信します
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前払い決済をご選択の場合、ご入金確認後、配送手配を致します。
5.出荷
配送準備が整い次第、出荷致します。配送業者、追跡番号等の詳細をメール送信致します。
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※離島、北海道、九州、沖縄は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。
憲法論 : 【付録】ワイマール憲法
【ブランド名】
カール・シュミット: author; 阿部 照哉: translator; 村上 義弘: translator;
【商品説明】
内容紹介 近代の「市民的・法治国家的」憲法の発展を、歴史をたどりつつ、 思想史的・社会学的に鋭く分析すると同時に、独自の憲法論を展開する。 1954年再版にあたっての カール・シュミットの緒言から引用 「1928年初版の、この本に対する需要があとをたたないのは、 本書が今でも説得力のある体系の下に、法治国的民主制憲法のタイプを展開しているからということができよう。 (中略)もろもろの憲法の比較および具体的な説明は、正しい体系を基準としてはじめて十分に意義がある。(後略)」 [目次抄] 第一篇 憲法の概念 第二篇 近代憲法の法治国的構成部分 第三篇 近代憲法の政治的構成部分 第四篇 連邦に関する憲法理論 付録 ワイマール憲法(1919年8月11日制定のドイツ国憲法) (付録注)ワイマール憲法は1919年8月11日に制定されて以後、前後8回改正がなされた。 本書に収録された翻訳は、最後の改正、すなわち1932年12月17日現在のもの。 本書は近代憲法の思想史的かつ社会学的分析を試み、いわゆる「市民的・法治国的」憲法の性格を鋭く剔抉すると同時に、 著者独自の憲法論を提示しようとするものである。 その底には、与えられた規範の文理解釈にとどまる法実証主義と、国家的実存を無視する国際法優位説とに対する激しい批判が息づいている。 「憲法論の課題は、多くの伝来的な文言や概念がいかにそれ以前の事情に従属しており、 今日ではもはや新しい酒を盛るための古い皮袋ではなく、時代おくれの、 虚偽のレッテルにすぎないかを立証することである」と著者は序文で述べている。 彼は、憲法を構成するさまぎまの概念を歴史の中でとらえなおす。 まさにそのことによって近代憲法の基本構造と歴史的状況をまざまざとわれわれの前に示すのである。 議会制民主主義を否定し、人民の直接的な信任に支えられた代表者を求める著者の理論は、 結局は、ナチ到来の道をはき清めるものとなった。 だが、その鋭利な問題意識による分析は、初版刊行後半世紀の試練にたえ、今日なお寄与するところ大であろう。 本書との対決を通して鍛えられた者こそが、自らの立場に強さを加えることとなるであろう。 内容(「BOOK」データベースより) 近代の「市民的・法治国的」憲法の発展を、歴史をたどりつつ、思想史的・社会学的に鋭く分析すると同時に、独自の憲法論を展開する。 著者について カール・シュミット Carl Schmitt 1888年生まれ。ドイツの政治学者・公法学者。ベルリン、ミュンヒェン、シュトラースブルクで学び、1916年「国家の価値と個人の意義」で教授資格取得。同年『テーオドア・ドイブラの「北極光」』発表。21-28年ボン大学教授、28-33年ベルリン商科大学教授、33年ケルン大学教授を経て、33-45年ベルリン大学正教授となる。第一次大戦後のドイツ、ヨーロッパにおけるヴァイマル体制、ヴェルサイユ体制を批判し、神的なものを欠いた思想状況に〈決断〉をくだすべき独裁者の必然性を示したり、敵と味方を峻別する〈政治〉概念を規定する。法学における一連の彼の議論は、ナチ体制による独裁を思想的に先取りしている。この期の著作には、19年『政治的ロマン主義』(邦訳、未来杜、25年の第二版邦訳、みすず書房)、21年『独裁』(邦訳、未來社)、22年『政治神学』(同)、23年『現代議会主義の精神史的地位』(邦訳、みすず書房)、24年『ローマ・カトリシズムと政治形式』、28年『憲法論』(邦訳、みすず書房)、『政治的なものの概念』(邦訳、未來社)、31年『憲法の番人』、32年『合法性と正当性』(邦訳、未來社)などがある。またこの間、27年よりエルンスト・ユンガーと終生にわたる交流をはじめる。31年娘アニマ誕生(81年死亡)。33年5月1日ナチ入党、ナチ政権下で法学界の重鎮となるも、36年親衛隊による攻撃を受け主流からはずれる。その後、38年『トーマス・ホッブズの国家論におけるリヴァイアサン』、42年『陸と海と』(邦訳、福村出版)などを発表。第二次大戦後逮捕されニュルンベルク裁判の一環で尋問を受けたが不起訴。その後は生地プレッテンベルクに隠棲し、著述活動をつづける。50年『獄中からの挨拶』、『大地のノモス』(邦訳、福村出版)、63年『パルチザンの理論』(邦訳、ちくま学芸文庫)、70年『政治神学再論』(邦訳、福村出版)。1985年4月、生まれ故郷ヴェストファーレン州ブレッテンベルクで死去。また、90年代に入っても、論文集、書簡集などが間歇的に出版されている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) シュミット,カール 1888‐1985。ドイツの政治学者・公法学者。シュトラスブルク、ボン、ケルンの諸大学を歴任して、ナチスの政権掌握間もない1933年10月ベルリン大学正教授となる。その間、彼の一貫した知的作業は、自由主義的な法および政治の概念構成にたいする破壊へと向けられ、次々と労作が発表された。ナチスへの傾斜の故に、戦後その地位を奪われていたが、その後ふたたび学界に復帰し、明晰な知性による国際法・思想史の研究は清新な刺激を与えた。1985年4月、生れ故郷ヴェストファーレン州ブレッテンベルクで死去 阿部/照哉 1929年徳島県に生れる。1953年京都大学法学部卒業。現在、京都大学名誉教授。大阪学院大学名誉教授 村上/義弘 1927年大阪市に生れる。1954年京都大学法学部卒業。現在、大阪府立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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近代の「市民的・法治国家的」憲法の発展を、歴史をたどりつつ、
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[目次抄]
第一篇 憲法の概念
第二篇 近代憲法の法治国的構成部分
第三篇 近代憲法の政治的構成部分
第四篇 連邦に関する憲法理論
付録 ワイマール憲法(1919年8月11日制定のドイツ国憲法)
(付録注)ワイマール憲法は1919年8月11日に制定されて以後、前後8回改正がなされた。
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